院長紹介

「鍼灸がこの世を救う、
と本気で思っています」

peaceエステバコ 院長
杉岡 宏憲
Hironori Sugioka


1988.5.31生まれ B型
資格:鍼灸師(国家資格)

はじめまして。peaceエステバコ 院長の杉岡です。

私の社会にでてからの人生は、「生きづらさ」と隣り合わせでした。
仕事を始めてからは同じことを毎月繰り返すことが苦手で、物事を整理するのが難しく、気がつけば何度も同じミスをしてしまう。スケジュールは立てても計画通りに進まず悩む事が多くありました。

周りの人と比べては「自分はなんでできないんだ」と落ち込み、 「甘えてるだけなのか?」と自分を責めることも少なくありませんでした。

ADHDという診断

大人になってから、医師にADHD(注意欠如・多動症)と診断されたとき、
やっと理由がわかった…という安堵と同時に、
「これからどう生きていけばいいのか」という不安が押し寄せてきました。

人と同じように働けない、計画通りに動けない、 そんな自分をどう扱えばいいか分からず、 仕事や人間関係でつまずくたびに、常に自信を失っていきました。

それでも、前を向けた理由

私がここまで来られたのは、 鍼灸という仕事との出会いと、そして何よりも、支えてくれた先生方や師匠、仲間の存在が鍼灸を通じてできたからです。

ADHDの特性を「ダメな自分」と切り捨てるのではなく、 「違う形で人を支える力になる」と信じて向き合えるようになったのは、 たくさんの方たちとの出会いと、患者さんとの関わりがあったからこそです。

私の治療は、ただの「技術」ではありません。 「あなた自身が、自分のことを大切に思えるようになる」ための施術です。

気管支喘息というもう一つの壁

さらに私は、幼少期から約25年間、気管支喘息にも悩まされてきました。

発作は毎日のように起き、薬が手放せない生活。
「ずっとこのままなのかな…」と将来が見えなくなったこともあります。
そんなときに出会ったのが、鍼灸治療でした。

薬と併用しながら始めた治療は、少しずつ効果を見せはじめ、 ついには薬なしでも発作が出なくなったのです。

西洋医学と東洋医学、それぞれの強みを活かすことで 「こんなに体が楽になるんだ」と、自分自身の体験を通して知ることができました。

海外での学び

私はさらに治療技術を深めるため、 カナダとアメリカ・ボストンで鍼灸を学びました。

カナダでは寒冷地ならではの関節痛や脳疾患に苦しむ方々の治療に関わり、 アメリカでは、手術を避けたい方や難病患者が鍼灸に希望を託す姿を目の当たりにしました。

師匠の施術で喜ぶ患者さんたちの姿に、 「私も、誰かの人生を変える施術家になりたい」と心から思ったのです。

最後に

私は、ADHDで生きづらさを感じていた自分を責めなくなってから、 少しずつ、人生が変わりはじめました。

できないことがあってもいい。
違ってもいい。

誰かと同じじゃなくても、
「あなたらしくある」ことを応援できる治療家でいたい。

今、どんなことで悩んでいても大丈夫です。
きっと、あなたにも「前を向けるきっかけ」があるはずです。

そんなきっかけの一つとして、私の治療がお役に立てたら嬉しいです。

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